SSKセミナー:

講師に東京大学、JAXA、NICT、AISTを招聘した「ドローンの技術・研究開発最新動向」を12月14日に開催

新社会システム総合研究所(SSK)は12月14日、原財団特別セミナー「【東京大学/JAXA/NICT/AIST】ドローンの技術・研究開発最新動向」を開催する。
セミナー概要
開催日時 2017年12月14日(木) 午後1時20分~午後5時
会場 SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2 友泉西新橋ビル4F
受講料 1名につき 27,000円(税込)
備考

重要講義内容

Ⅰ. ドローンに求められる先端技術とは

東京大学大学院 工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

鈴木 真二(すずき しんじ) 氏

【13:20~13:45】

小型の無人航空機、マルチコプターはドローンと呼ばれ、急速に普及し、空撮、農業利用など産業利用も広まり、「空の産業革命」を拓くと期待されている。ただし、目視外飛行、第三者上空の飛行、室内での自動飛行を実現するには新たな先端技術が求められる。
ここでは、その背景と、世界の先端技術動向を紹介したい。

1.将来のドローンの利用分野
2.安全利用のためのリスク分析
3.ドローンに求められる先端技術
4.パーソナルビークルとしてのドローン
5.その他
6.質疑応答/名刺交換
Ⅱ. 小型無人機の目視外飛行実現に向けた運航管理システムの研究開発動向

(国研)国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 航空技術部門
航空技術実証研究開発ユニット 研究領域主幹

原田 賢哉(はらだ けんや) 氏

【13:55~14:50】

小型無人機の更なる利用拡大(物流や広域災害対応など新たな分野における産業利用/公的利用)には目視外飛行の実現が不可欠であり、その鍵を握る技術/インフラとして運航管理システム(またはUTM:Unmanned aircraft systems Traffic Management)の開発~実用化が期待されている。
本講演では、運航管理システムの基本コンセプトと、その実現に向けた国内外における取り組みについて紹介する。

1.小型無人機の利用拡大に向けた課題
2.運航管理システムの基本コンセプト
3.海外における研究開発動向
4.国内における研究開発動向
5.JAXAにおける研究開発事例
6.質疑応答/名刺交換
Ⅲ. 小型無人機の電波利用技術に関する動向とNICTの取組み

(国研)情報通信研究機構 ワイヤレスネットワーク総合研究センター 上席研究員

三浦 龍(みうら りゅう) 氏

【15:00~15:55】

ここ数年で小型無人機(ドローン、UAV)はホビー用、業務量の両面で急速に普及しつつあり、さらに物流やインフラ管理、災害対策等の分野でのニーズも拡大しています。平成27年12月には航空法も改正され、総務省は平成28年8月に無人機を含むロボット用の周波数を新たに制度化しました。
本講演ではこうした動きを踏まえつつ、NICTにおけるこれまでの小型無人機活用の取組みと今後実現が期待されている安全な目視外飛行の実現を目指した無線技術の研究開発について紹介します。

1.急速に拡大するドローンのニーズと政府の動き
2.ドローンにおける無線の役割と現状
3.新しい周波数の割当てと運用調整
4.NICTにおける見通し外ドローン制御に向けた通信技術の取り組み
5.質疑応答/名刺交換
Ⅳ. 災害対応、インフラ維持管理等に関するドローンの活用と技術等の動向

(国研)産業技術総合研究所 情報・人間工学領域 知能システム研究部門 
フィールドロボティクス研究グループ長

加藤 晋(かとう しん) 氏

【16:05~17:00】

近年、日本では地震、火山や水害などの大規模な災害対応や、社会インフラの老朽化への対策が喫緊の課題となっている。これらの現場は、二次災害の危険性が高いことや3K(きつい、汚い、危険)であり、人のアプローチが困難であったり、人手不足となっている。そのため、これらの初動調査や点検作業に対するドローンの活用が期待されている。
本講演では、災害や社会インフラの状況をふまえ、ロボット技術への期待や必要場面、産総研の災害調査用やインフラ維持管理用のドローン等の研究開発事例、社会実装に向けた動向等を紹介する。

1.災害、社会インフラの現状
2.災害対応やインフラ維持管理ロボットの必要性
3.ドローンを含めたフィールドロボットへの期待
4.ドローンの研究開発事例
5.フィールドロボットの社会実装への動向
6.質疑応答/名刺交換

講師プロフィール

鈴木 真二(すずき しんじ) 氏
1953年生まれ。1979年東京大学工学系研究科航空工学専攻修士課程修了。(株)豊田中央研究所を経て、東京大学で工学博士号を取得、1986年東京大学工学部助教授、1996年より現職。専門は航空機力学・制御、日本航空宇宙学会会長(43期)、日本機械学会副会長(69期)、JUIDA理事長、JUTM代表など。
原田 賢哉(はらだ けんや) 氏
東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻博士課程を修了。博士(工学)。2000年に科学技術庁航空宇宙技術研究所(現 独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA))に入所し、成層圏プラットフォーム飛行船や高高度滞空型無人航空機等の研究開発に従事。現在はJAXA航空技術部門において無人機技術の研究開発を担当。
三浦 龍(みうら りゅう) 氏
1984年、郵政省電波研究所(現NICT)入所。途中、旧郵政省、ATR等に出向。現在はワイヤレスネットワーク総合研究センター上席研究員。衛星通信、成層圏無線中継、高度道路交通システム(ITS)などの研究を経て、現在は小型無人機による無線中継技術、ロボット制御用無線方式、超広帯域無線(UWB)による屋内測位方式等の研究プロジェクトに従事。博士(工学)。
加藤 晋(かとう しん) 氏
明治大学大学院博士後期課程修了、博士(工学)。科学技術特別研究員を経て、1997年 通産省工業技術院機械技術研究所に入所。現在、国立研究開発法人産業技術総合研究所 情報・人間工学領域 知能システム研究部門 フィールドロボティクス研究グループ長。入所以来、ITS(高度交通システム)分野における自動運転・運転支援システムなどに関する要素技術やシステム化の研究開発、インフラ維持管理や災害対応のロボットに関する研究開発に従事。国土交通省次世代社会インフラ用ロボット現場検証委員、自動車技術会ITS部門委員長、埼玉大学や東京理科大学の連携教授を兼務。
※内容等は変更となる場合があります。
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