SSKセミナー:

5G・IoT通信技術動向や導入後の通信業界のあり方などを解説する「5G最新動向とネットワーク戦略」を12月20日に開催

新社会システム総合研究所(SSK)は12月14日、原財団特別セミナー「5G最新動向とネットワーク戦略~ロードマップ2020~」を開催する。
セミナー概要
開催日時 2017年12月20日(水) 午後2時~午後5時
会場 AP新橋虎ノ門
東京都港区西新橋1-6-15 NS虎ノ門ビル
受講料 1名につき 32,400円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,000円(税込)
備考

重要講義内容

Ⅰ. 5G導入への期待と通信業界のあり方

(株)情報通信総合研究所 
ICT基盤研究部 第二グループ 上席主任研究員

岸田 重行(きしだ しげゆき) 氏

【14:00~15:10】

モバイル通信方式は、3G以降、およそ10年周期で新世代の技術を導入してきた。2020年以降、国内では5Gの導入が本格化すると見られるが、5Gは主に「社会インフラを支える」ための通信ネットワークとして議論・実験が進められてきた点で、4Gまでとは大きく異なる。また、海外における5G導入への取組も紹介しつつ、今後の通信業界の立ち位置について解説する。

1.5Gとは:コンセプト
2.5Gへの期待:社会インフラへの広がり
3.5G時代に求められるもの:柔軟性、クリティカル性
4.5Gのユースケース例
5.5Gを推進する海外通信事業者
6.5Gをめぐる海外政策動向
7.5G時代の通信業界の立ち位置
8.質疑応答/名刺交換
Ⅱ. 5G、IoT関連技術とロードマップ2020

上智大学 理工学部 客員教授
第5世代移動通信フォーラム(5GMF) 顧問

服部 武(はっとり たけし) 氏

【15:20~17:00】

携帯電話システムとしてLTEからLTE-Advanced および同Proのねらいと主要技術を概括的に紹介したのち、2020年に実用化を目標としている5Gについて、その期待、ねらいと主要技術および周波数利用について最新の動向を踏まえて説明する。次に、無線における新たな市場形成として注目されているIoTについて適用領域と市場動向を紹介し、対応する種々の無線システムおよびコアネットワークの機能拡張について説明する。また、無線システムとして、3GPPで検討されているNB-IoT技術とアンライセンスバンドを利用するシステムについて説明する。特にアンライセンス系としてSigFoxおよびLoRaを中心に説明するとともに、それ以外のシステム提案および位置づけについて述べる。

1.携帯電話市場動向
2.これまでの無線技術の変遷
 (LTE/LTE-Advanced/LTE-Advanced Pro等)
3.5Gに向けた期待
4.5Gの狙いとキーパラメータおよび実現する技術要素
5.5Gにおける主要技術
 (NFV/MIMO/NOMA)等について
6.MWC2017における5Gの展示紹介
7.実証実験の状況
8.今後の展望
9.IoTの無線システムの適用領域と市場動向
10.IoT実現に無線およびコアネットワークの機能拡張
11.IoT無線アクセス技術(LPWA)の位置づけ
12.LPWAの技術動向と比較
13.今後の課題と期待
14.質疑応答/名刺交換

講師プロフィール

岸田 重行(きしだ しげゆき) 氏
1997年より情報通信総合研究所にて勤務。専門は、海外・国内のモバイル通信全般。サービス・技術動向から企業戦略まで幅広く調査研究、コンサルティングを行う。講演、TV出演、寄稿等多数。
服部 武(はっとり たけし) 氏
1974年 東京大学工学系研究科電子工学博士課程終了。同年 日本電信電話公社横須賀電気通信研究所入所、1985年 研究開発本部SE担当部長、1992年 NTT無線システム研究所パーソナル通信研究部長、1998年 上智大学理工学部電気・電子工学科教授、2009年 総務省情報通信審議会委員、2012年 上智大学客員教授。電子情報通信学会フェロー、IEEE Life Member、前総務省情報通信審議会委員、同情報通信技術分科会委員、前同携帯電話等周波数有効利用委員会主査、衛星通信システム委員会主査。
※内容等は変更となる場合があります。
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