SSKセミナー:

IoTで新規事業を立ち上げたい方必聴の「IoT×デジタルサイネージ~新技術・新プロダクト・新サービス・創造されるビジネス~」を11月10日に開催

新社会システム総合研究所(SSK)は11月10日、デジタル&ブロードキャスティング戦略特別セミナー「IoT×デジタルサイネージ~新技術・新プロダクト・新サービス・創造されるビジネス~」を開催する。
セミナー要項
開催日時 2015年11月10日(火)午後2時~午後5時
会場 紀尾井フォーラム
東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート1F
(03)5213-6886
受講料 1名につき 32,400円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,000円(税込)
備考:
 
重点講義内容
IoTとデジタルサイネージは一見まったく別のものと考えられてしまうかもしれない。IoTはモノのインターネットであり、デジタルサイネージは街に飛び出すインターネットであるので、IoTを家の中に限定すること無く可視化し、共有化することはまさにデジタルサイネージの役回りでもある。
本セミナーでは、IoT目線で見たデジタルサイネージの再整理と再定義を行い、これらを実現させる新技術、新プロダクト、新サービスを紹介し、これらを融合していくことで創造されつつあるビジネスについてのディスカッションを行う。IoT関連業界の方々にこそ、四角いアタマを丸くしていただくための示唆に富んだプログラムとしたい。
<1>モノのインターネット化を可視化するデジタルサイネージ
一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム 常務理事 
合同会社江口靖二事務所 代表
江口 靖二 (えぐち やすじ)氏
【14:00~14:15】

 デジタルサイネージがOOH(Out of Home)におけるAV(Audio and Visual)の進化であるとすれば、IoT(Internet of Things)はネットにコネクトすることによる新たな体験価値の創造である。広告販促やインフォメーションだけと思われがちなデジタルサイネージを、ネットにコネクトした状態を可視化するという視点から、ビジネスとしての事例と可能性を紹介する。

1.IoTとデジタルサイネージの親和性
2.サイネージ要素を含んだIoTサービス、プロダクトの実例
3.この先のビジネスの可能性
<2>HTML5とIoTで実現するデジタルサイネージの可能性
(株)ニューフォリア 代表取締役 WebRTCカンファレンス 実行委員
多田 周平 (ただ しゅうへい)氏
【14:20~14:50】

 昨年、世界的に標準勧告されたHTML5は、デジタルサイネージにも新しい可能性をもたらした。HTML5を活用したサイネージの事例や商用化が期待されている「ウェブベースサイネージ」の状況について、IoTをWeb=HTML5で実現する「Web of Things」の視点から紹介する。

1.WoT(Web of Things)から考えるデジタルサイネージ
2.デジタルサイネージにおけるHTML5の活用
3.ウェブベースサイネージ
4.この先の展望
<3>汎用BOX化したRaspberry Piで実現するIoTコントロールとデジタルサイネージ
(株)ビズライト・テクノロジー 代表取締役
田中 博見 (たなか ひろみ)氏
【14:55~15:25】

 もともとは教育用として開発されたワンボードコンピューター Raspberry Piですが、価格面、開発の容易さ、などからさまざまなIoT分野の中心的存在にもなってきた。IoTの視点から見たときに、デジタルサイネージにはどんなアプローチがあり、可能性があるのか。開発現場からの最新レポートを紹介する。

1.Raspberry Piの概要
2.IoTとは何か その本質とは
3.IoTの潮流とデジタルサイネージ
4.プロトタイプ開発のご照会
<4>新ガジェット「sigusa」が提供するエモーショナルなデジタルサイネージ
(株)インセクト・マイクロエージェンシー 代表取締役
川村 行治 (かわむら ゆきはる)氏
【15:35~16:05】

 デジタルサイネージは成熟に伴い、単に視聴するものから、機能するものへと進化、サービスの枝分かれをしていくようになった。それらは全て「インターネット」の特徴を最大限に活かしていくことになる。弊社がプロトタイピングを進める IOTガジェット「shigusa」projectはコンセプトを「感情の可視化と共有」としている。当該プロジェクトの現在までの開発軌跡を中心に話しながら、個人と街のデ ジタルサイネージとの新しい関係、今後のヒントを一緒に考えたい。

1.インセクトが認識するデジタルサイネージの進化の方向
2.shigusa projectコンセプトと開発背景
3.現在までのプロジェクト活動
4.今後について
<5>パネルディスカッション/質疑応答
【16:10~17:00】

テーマ:技術とモノづくりとサービスをデジタルサイネージでこう繋いでいく

 各分野の第一人者であるパネリストと共に、HTML5やWebRTCのようなデファクト化していく新技術を活用し、それを制御させるセンサーやRaspberry Piのようなハードウエアを用いて、どのようなサービスやコンテンツが生まれてくるのかをディスカッションし、会場からの質問にもお答えする。

パネラー:多田 周平 氏/田中 博見 氏/川村 行治 氏
モデレーター:江口 靖二 氏
講師プロフィール
江口 靖二(えぐち やすじ)氏
1986年 慶應義塾大学商学部卒、慶應義塾大学新聞研究所修了、日本ケーブルテレビジョン(JCTV)入社。技術局、制作局、マルチメディア室、経営企画室を経て開発営業部長。CS、BS、地上波の番組制作、運用を経験/2000年 AOLジャパン入社、コンテンツ部プログラミングマネジャー/2002年 放送業界専門コンサルティング会社であるプラットイーズの設立メンバーとして放送通信領域のコンサルティングに従事/2008年 個人でデジタルメディアコンサルタントとして独立/2013年 合同会社江口靖二事務所設立
【現在】一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム 常務理事/総務省2020年に向けた社会全体のICT化推進に関する懇談会幹事会/デジタルサイネージワーキンググループ 構成員/デジタルサイネージジャパン、アプリジャパン 実行委員/IPDCフォーラム アドバイザー/国際放送機器展 InterBEE 企画WGメンバー/有限責任事業組合さくりすITサポート ファウンダー/映像新聞、PRONEWS、日経ニューメディアなどに連載を持つ。
多田 周平(ただ しゅうへい)氏
1997年 青山学院大学 国際政治経済学部 国際経営学科卒業/1997年 NTT入社(後に分割し、NTT東日本に転属)/企業向けのインターネットやシステムインテグレーションの導入支援に従事/2000年 (株)ぷららネットワークス(現NTTぷらら)へ出向/ECポータルサイトの企画・運営を担当。様々な決済システムの実装や他社デジタルコンテンツサービスとのアライアンス主管担当者として従事/2004年 NTT東日本を退職し、友人と(株)ニューフォリア設立。取締役就任/2008年 インターネット事業MBOにより独立起業/(株)ニューフォリア 代表取締役就任。
田中 博見(たなか ひろみ)氏
1962年 旭川市出身/1998年 (株)アルファークラフト代表取締役就任/2005年 (株)ビズライト・テクノロジー 代表取締役就任。
川村 行治(かわむら ゆきはる)氏
「豊かに伝わる」ことを日々、笑い、泣き、深く考え実行するプロデューサー/1968年生まれ。大東文化大学 法学部卒。(株)南北社(現デルフィス)入社。車両や全国の販売店の販促活動のプランナーとして従事/2000年1月~ (株)アサツー ディ・ケイ入社 携帯通信キャリア担当営業を従事。また新規顧客開拓では先方のビジネスを理解、プロモーションを計画し実施/2006年9月~ 制作会社 (株)寒山 取締役として参画。ブランディング戦略や販促戦略デザイン実施などをコンサル&プロデュース/2010年2月インセクト・マイクロエージェンシーとして独立し、同年7月に法人化。現在に至る。
ホームページ http://insect01.com/
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