SSKセミナー:

「AI・IoT・ロボットの最前線」を12月22日に開催

新社会システム総合研究所(SSK)は12月22日、原財団IT特別セミナー「AI・IoT・ロボットの最前線」を開催する。 経済産業省、文部科学省の担当者、ロボット革命イニシアティブ協議会 事務局長、GLOCOM 客員研究員(NTTコミュニケーションズ勤務)が登壇し、政府の新たな取組み、各種プロジェクトの最新状況、スマートマシーンの未来などを紹介する。

セミナーの詳細は以下の通り。なお、講師プロフィールや内容の詳細はSSKセミナー情報ページをご覧いただきたい。
セミナー概要
セミナー要項
開催日時 2015年12月22日(火)午後1時~午後5時
会場 SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2 友泉西新橋ビル4F
(03)5532-8850
受講料 1名につき 28,500円(税込)
備考:
 
重点講義内容
<1>経済産業省「新産業構造部会」のミッションと新たな取組み
経済産業省 経済産業政策局 産業再生課 課長
井上 博雄 (いのうえ ひろお)氏
【13:00~13:55】

人工知能、IoT、ビッグデータの新たな技術による変革は、従来にないスピードとインパクトで進行しています。人工知能、IoT、ビッグデータがもたらす産業構造、就業構造の変革の姿、ビジネスチャンスの可能性、官民に求められる対応について、経済産業省の「新産業構造部会」での議論状況をご紹介いたします。

1.人工知能、IoT、ビッグデータによる新たな産業革命
2.人工知能、IoT、ビッグデータによる変革が日本に与えるインパクト
3.新たな国の取組み
4.私たちは何をすべきか
5.質疑応答/名刺交換
<2>文部科学省「ユニバーサル未来社会」の実現に向けて
文部科学省 科学技術・学術政策局 研究開発基盤課 課長
渡辺 その子 (わたなべ そのこ)氏
【14:00~14:55】

文部科学省では、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年を目標として、お台場地域等を中心とした「ユニバーサル未来社会」の実現を検討しています。本取組みは、日本再興戦略改定2015の中で「改革2020」プロジェクトの1つとして位置づけられており、先端ロボット技術を用いた未来社会の実証・体験できる場を構築していくプロジェクトです。プロジェクトの推進母体であるユニバーサル未来社会推進協議会の活動やプロジェクトの今後の展望をご紹介いたします。

1.ユニバーサル未来社会プロジェクトの概要と位置付け
2.ユニバーサル未来社会推進協議会の概要
3.本プロジェクトの現状と今後の展望
4.質疑応答/名刺交換
<3>ロボット革命イニシアティブ協議会の活動と進捗状況
ロボット革命イニシアティブ協議会 事務局長
久保 智彰 (くぼ ともあき)氏
【15:05~16:00】

今年1月に取りまとめられたロボット新戦略に基づき、ロボット革命イニシアティブ協議会が5月に発足し、活動を開始しました。ここではデジタル化及びネットワーク化を活かしつつ高度のセンサーや人工知能を駆使して作業を行うシステム全体を、新たな「ロボット」の概念として広く位置づけています。また、ものづくりに留まらず、幅広い分野でのロボット活用が数値目標とともに掲げられています。この目標は決してたやすいものではありませんが、官民の総力を挙げ、オールジャパンで取組んで行けるよう皆様のご協力が頂ければ幸いです。

1.設立の経緯
2.ロボット新戦略のポイント
3.IoTによる製造ビジネス変革
4.ロボット利活用推進
5.ロボットイノベーションWG活動の内容
6.質疑応答/名刺交換
<4>スマートマシン 機械が考える時代
国際大学GLOCOM 客員研究員(NTTコミュニケーションズ勤務)
林 雅之 (はやし まさゆき)氏
【16:05~17:00】

人工知能(AI)を実装したロボット、ドローン、自動運転車などに代表される自己学習機能を備え、自律的に行動する電子機械「スマートマシン」という領域に注目が集まっています。「スマートマシン」が進化していくことで、人間の暮らし方や働き方、ビジネスモデル、産業がどのように変わっていくのか。今後30年を見据え、スマートマシンがもたらすビジネスの可能性と、人間とスマートマシンとの競争と共創の未来を、予測データを交えながら解説します。

1.スマートマシンとは
2.学習するマシンとの競争と共創
3.次の産業革命、ロボットビジネス
4.ドローンがもたらす「空の産業革命」
5.自動運転車と社会イノベーション
6.質疑応答/名刺交換
  ※受講者の方全員に、講師著書『スマートマシン 機械が考える時代』 
    【株式会社洋泉社刊:1,512円(税込)】』を席上配布いたします。
講師プロフィール
井上 博雄(いのうえ ひろお)氏
1970年4月7日生/1994年 3月 東京大学 法学部 卒業/2004年 6月 ハーバード大学ケネディ行政大学院修士 修了/1994年 4月 通商産業省 入省 (資源エネルギー庁総務課)/1996年 5月 資源エネルギー庁 公益事業部 開発課/1998年 6月 大臣官房 総務課 法令審査委員補佐/2000年 7月 環境立地局 地球環境対策室 室長補佐(総括班長)/2002年 7月 留学 (米国:ハーバード大学)/2004年 6月 内閣府 規制改革・民間開放推進室 室長補佐/2006年 6月 経済産業政策局 企業行動課 課長補佐(総括班長)/2008年 3月 産業技術環境局 環境政策課 政策企画委員/2009年 5月 大臣官房 秘書課 政策企画委員/2011年 7月 大臣官房 秘書課 人事企画官/2012年 8月 内閣府 原子力災害対策本部 原子力被災者生活支援チーム 参事官/2013年 4月 併任 復興庁 参事官/2015年 7月 経済産業政策局 産業再生課長
渡辺 その子(わたなべ そのこ)氏
1989年 科学技術庁入庁 ライフサイエンス分野、原子力安全規制等の行政経験を経て米国留学後、ITER(イーター)計画、国際宇宙ステーション計画、地球シミュレータ計画等の大型科学技術プロジェクトなどに従事/2007年 文部科学省国際課企画調整室長 兼 日本ユネスコ国内委員会事務局次長/2009年  国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)日本政府代表部公使参事官(在仏)/2011年 独立行政法人理化学研究所横浜研究所研究推進部長/2013年 文部科学省科学技術・学術政策研究所総括上席研究官/2014年 文部科学省科学技術・学術政策局研究開発基盤課長(現職)
久保 智彰(くぼ ともあき)氏
1980年東京芝浦電気(現東芝)に入社/組立作業自動化用ロボット、宇宙ロボット、極限作業用ロボット、画像検査装置、統計的品質管理、製造性を考慮した設計技術などの開発と実用に従事/生産技術センター技監/2015年6月からロボット革命イニシアティブ協議会に事務局長として出向
林 雅之(はやし まさゆき)氏
NTTコミュニケーションズ勤務。クラウドサービスの広報宣伝、マーケティングを担当。クラウド・エバンジェリストとして、クラウドを中心に市場自体の活性化・拡大に貢献する情報発信を行う。主な著書に『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』、『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』。『スマートマシン機械が考える時代(洋泉社)』
※内容等は変更となる場合があります。最新情報はこちらをご覧下さい。
メールニュース「Mobile News Letter」
最新コンテンツを週1回配信中
SSKセミナー